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w​-​m Compilation -My Turn, Your Turn-

by w-m

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1.
雨にうたれきらめく きみの頬なぞった日 僕らは青い時間にいた 脳を空気に晒すように 優しさは急所だと 傷まみれ きみ 笑う 校舎の中 立て籠もる 音楽室の不協和で 僕ら世界を潰したかった 純粋は悪だろうか、とにかく君は傷ついた。 籠城はつづいてゆく 風は窓から頬を撫でて、 「雨だ。」僕は校庭見下ろした。 包囲する街のモノクローム きみはピアノに向かった。 さよなら、僕らの麗し夏の日 音粒 雨粒 ミサイル降らして 不眠のまま、夜へ向かおう。 時計に吸われる音色。 初めての夜明かし、鍵盤に胸が鳴る。 破滅のふたり、午前3時。 (原材料:果糖 ぶどう糖 液糖 混入したコーンスターチ アルコール0%で迎える夕暮れ 校舎が夜に塗る黒インキ 籠城は続く あてもなく 鍵盤を押す、教室の水面が波打つ かつて君に借りた小説「アーモンド入りチョコレートのワルツ」 その2つ目に収録された「彼女のアリア」を思い出す 不眠の少年、虚言の少女の旧校舎 午後の密会の話 その目的を除いては遠い話ではないと考える ''今夜は無数に月が出ている'' そんな空想に花を咲かせる 午前3時 先は見えない 今夜で僕らは終わりそうなんだ。) 「外泊。ちょっとドキドキするね。」 永遠に近い青い一瞬。 乗り込む大人達、バリケード破られた さよなら、僕らの永い永い夜。 僕らは無力だ 世界にとって。 己を殺すな 強い旗握るな 逃げるのをやめるな 祈りを奏でて すべての悪意に ミサイル降らして
2.
壮大な冬の満月だ 質素な通夜を辞し 一つ息を吐く 参列者の声 絡みついた記憶 しゃんとした喪服で くたびれた顔 幸福そうな彼女は 明日を抱いて死んだよ 俺の弱さも優しく 受け止めたまま 冷めた頬をそっとなぞった 指先の熱が強く拒まれた 決行前夜の最悪な話 感傷の寄生虫が 胸で蠢く 躊躇いばかりの俺は 死にたいけれど生きたよ エゴに囚われ世界を 託したくせに かまいたちの悪戯を笑う 賽は投げられた 零れ落ちるように 今宵が絶頂さ 懐かしい冬の匂い 自己憐憫に溺れた 独白なんてやめるさ 孤独の空を嗜み 君を忘れよう ああ 報われない ああ 報われない 祈りの灯火が 煌めいて消えた ああ、しんどいな ああ
3.
亀のように地を這って ケモノに負けそうで 短い夢を見る 今日で何度目だろう 愛に似た絵拾って 水面に溶けそうで 青い夢を見る 魚の中にいる 気まぐれで泡になった 今何を見つけるんだろう このままで 溶けそうでも悪くないな もう一度作られていく はじめから はじめから
4.
白む空 かざした煙と幼く 感情が揺れている 「無くしたくない」と しけもく 誰かが踏み潰していった 一人立ち尽くした背に 嫌みな太陽 なんにも変わらない なんにも始まらない 一瞬の時間だけ永遠を キャンバスに描かれた夢を追いかけて 悲しみに溺れた未来を追いかけて 知ってたよ これがいわゆる「普通」さ また今日が始まって また変われないよ 真っ赤なサイレンや 子供の笑い声 虚勢張った卑しさも許せはしない キャンバスに描かれた夢を追いかけて 悲しみに溺れた未来を追いかけて 誰のせいにする 何を愛してく 捨てられた気持ちで 次へ行けるかな
5.
w-m - Lo-Fi 02:14
ファインダーのぞいたら i finally find it きみとwi-fiとばしてたい ファイルにはさまれたい ファイヤーでファイティング it's gonna be a fine day きみとlo-fiを聴いてたい ファインプレーしてたい
6.
目を覚まそうかって昼下がりの暗い部屋で考える こんな日々を歌うことも出来ず 夢の狭間でもがき続けてる なりたい自分も 描いた未来も 曇らせてしまって嫌気が差して 輝いたイメージ そんな世界はなかったよ 望んでた何かを探すので精一杯 待ち伏せるように道端に咲き誇るハンカチも 曲がり角の永遠の偶然も いつかはあるのかななんてね そんなにだめかって思ってしまうほど 卑屈な俺でもストーリーだから 紫の夕日に情けない影が揺れてる 柔肌に抱かれた感触だけを夢見て 輝いたイメージ そんな世界はなかったよ 望んでた何かを探すので精一杯
7.
Build a fire and burn houses Pay some money and you’re forgiven Drive a car and now you’re a ghost Build an airplane and blow away a city Human apes Money money money money Money money money money Money money money money I want money Mating mating mating mating Mating mating mating mating Mating mating mating mating I want to mate Human apes To be an ape or a pig Which do you want to choose? "I wanna be a pig living in a pigpen! All I do is eating and sleeping!" Human apes
8.
距離も遠くなって 時も過ぎ去った ふとした瞬間に お前は旅立った 理由は知らないが 少し分かる気がして 久々の話題でも 涙がこぼれた 何も出来なかったけど 許してよな ありがとう 笑ってくれたね 泣いてもくれたね 声を聴かせてよ 音を奏でてよ 素敵な人達に 包まれていたね ずっとそばにいるさ ある日突然に ロックスターは死んだって 今日もどこかの街で 名無しは死んでんだ 「世の中難しいね」 誰もが言うけど 思い出はいつだってさ 笑いに満ちてんだ 出逢えて良かったよね いつかまたな ありがとう 笑顔をくれたね 愛をくれたね 声を聴かせてよ 音を奏でてよ 素敵な人達に 包まれていたね ずっとそばにいるさ
9.
w-m - Hollow 03:00
今は君を追って帰り道を探した 背中は遠ざかって声も忘れてゆく 脆く壊れかけてただただこぼれてく 君の夢を歩く 君の音を聴こう 頭を空にしてからまた明日の歌を書く いつか辿りついた場所はとうに消えていた 行く手は見えなくて言葉も崩れゆく 何もないここから立ち上がるためには 君の頬に触れる 君のことを知ろう 心を空にしてからまた明日を描くだろう
10.
Hey 夢見るのは楽しいかい? Hey また贅沢なソファで暮らしてさ never try never see That you know never be... Hey 蔑むような眼差しで Hey 冒涜的な響きに酔いしれている I could become something if you could understand the warm place keep in mind Hate 生きるために生きるのかい? Hate クソみたいな本能で交尾してばかり Everthing is good for nothing to me until the end 飛ばないで空を仰ぐ そうやって日々を越えている 飛ばないで空を仰ぐ 反吐が出そうさ 消えてなくなれよ そうやって言葉ばかり だから明日に追い越されて行く
11.
流れ溶ける匂い ガラスの波の上 夕暮れは泡の奥に君を見る そこにいる気がしても手は届かない 掴んでも 叫んでも 水玉に消えて 戸惑いも憧れも 消えないままで 風に残る匂い 君が沈んだ場所の上 夕暮れが終わる頃 泡のように 消えてゆく 君の姿が潤んでいく 君の名は夜の間の喧騒に消えて 奇妙な夢の間も 消えないままで 掴んでも 叫んでも 水のままだけど このままで このままで ずっと一緒ね
12.
ふと見せた静かな泣き顔は 理由さえいらないように見えた 俺が希望 君が真実なら 笑わせてやれない 胸の痛みも 嘘じゃないけど 君がいるから矛盾を消しに行くよ 優しげな陽射しも無情な月も 全て夢の痕 今日までの憂鬱も最期にしよう 憎らしいよ ここにいたいよ せめて言葉だけ残さず持って行くけど 優しげな陽射しも無情な月も 全て夢の痕 今日までの喜びも最期にしよう 振り向けばまだ泣いているの 気づいてしまうけど こんな俺を消さなきゃな そろそろ行くよ
13.
風の吹かない 波の立たない 陽の当たらない席に座っている 競争ではなく 共生すべきさ 大切なのはとにかくやさしさ 素敵な顔も 素敵な声も 備わってないし 今は黙っていよう 洒落た言葉も 泣けるセリフも 似合わないや 彼に任せよう 誰にも知られることなく消えゆく それもまた美しいさ 嘘だよ畜生 誰か俺を認めろよ 何かある きっと俺にも何かある 哀れな一生 このままで終わらすな そのやさしさはただの言い訳だ 組織の中で漂う日々で 気を許したら怠惰に飲まれる 強気でかまわない 惰性を質せ 変化を恐れる奴等も巻き込め 誰かに嫌われることが怖いか それほどの価値があるのか ねえだろ畜生 誰もがただ揺れてる 何もない 我ら等しく何でもない 哀れな一生 だからこそ戦おう 価値は勝ち取れると言う訳だ 畜生 生ぬるい日々の中 変われるさ ひとたび声を上げたなら 煮詰めた激情 懐に忍ばせる 何かある きっと俺にも何かある 哀れな一生 このままで終わらすな そのやさしさはただの言い訳だ
14.
規制線をまたぐ夏の夜 冷や汗を拭うのも慣れた 遠い日々を生きる意味のように 浮かべながら収束を図る そう繰り返している 手を伸ばす影に闇を繋ぐ 青い好奇心 少しだけ見えた気がしていた 広い世の理 寝苦しさに夢の輪郭を また浮かべながら ひたとへばり付く本物の暗闇 何も知り得ない少年たち 無邪気な眼差し 意味も求めずに過ごせた日々 心地よい憧憬 思い出した昨日の夢 長い夜は自分自身の影だ やがて時が満ちる前に 乗り越えて行くから 一瞬の光のように この世界を眩しく照らせ 悔いはないさ、忘れて、行こう あの頃のように少し、笑え

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◆こちらからも視聴可能です!
- 各サブスクリプション:
linkco.re/BEqRBQfT
- CD販売:
www.amazon.co.jp/dp/B085HHMG9H

◆特設ページサイトはこちら
www.w-m-web.jp/w-m-compilation/

◆参加アーティスト
dadaji ueda (Twitter:@Dadaji77)
Sister Ley (Twitter:@sisterley_band)
TekeTeke (Twitter:@tekenori)
ysdpm (Twitter:@ysdpm)
遠野 朝海 (Twitter:@tonoasami)
#宅録お母さん (Twitter:@TKRK_OKA3)
ラクダビルメンテナンス (Twitter:@A5o_rakudaBM)

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released March 10, 2020

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